Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は良い時で月1000円くらいです(笑)どんなにリンク踏んでも派手に儲かることはないので安心してください(笑)収入はすべて本の購入に充てられます。

長寿作品は何から読めば良いのかさっぱりわからん。。 聖悠紀/超人ロック オメガ

超長寿シリーズということしか知らない超人ロックが、 Amazonで安くなっていたので読んでみたのだけど・・・ 正直さっぱりわからず・・・。そもそも作品多すぎて何から読んでいけば良いのかがわからない。。[まとめ買い] 超人ロック オメガ(コミックフラッ…

人間のクズみたいな本性をとても現代っぽく描いてる名作。 横槍メンゴ/クズの本懐

理想のカップルに見える2人は、お互い叶わぬ恋を胸に秘めた偽装カップル。お互いの思い人が、くっつきそうになってるっていう状況で、 相手のことを自分が好きな人だと思って付き合ってみるという倒錯的な設定。相手の先に、違う人を見ているわけだね。クズ…

松谷みよ子に刺激を受けて生まれた手塚風の民話。手塚治虫/ハトよ天まで

ついさっきまで、SF読んでたかと思うと、今度は一転して民話調の物語になるという この幅の広さは本当にすごい。。全集を端から読んでいくとあらゆるジャンルを開拓しちゃってるなぁ、と改めて感じられる。ちなみに、基本は民話調なんだけど、少しだけSF要素…

支那虎が好きだ。名脇役ランキングでもヤムチャと張るくらいの名脇役だろ、これ。車田正美/リングにかけろ1

車田正美の『聖闘士星矢』にどハマりした世代なので、 『リングにかけろ』は1世代前なのよね。だからこれまでも読んだことないまま過ごして来たのだけど、 週刊少年ジャンプ50周年ということで、 六本木のジャンプ展に行って来たら昔のジャンプ作品とかも た…

フリッツ・ラングの映画のタイトルと、写真で見たワンシーンから生まれた傑作。 手塚治虫/メトロポリス

手塚治虫作品の中でも割と最近映像化されたりしている作品。 つまりとても名作と世評が高いお話でもある。メトロポリス作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手塚プロダクション発売日: 2014/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るメトロポリス [DVD…

今年度、ビジネスマンが読むべきマンガ大賞を選ぶとしたらこれになるんじゃない? 山田胡瓜/AIの遺電子

ビッグデータ、機械学習、ディープラーニング、AIと、 猫も杓子もそんなようなことを口にしだしている今日この頃だけど、 AIをテーマにした近未来の世界を描いた作品。チャンピオン連載ということで、まぁややマイナーなのだけど、 IT少しでもかじってるよう…

落語が好きな人も、そうでない人も面白い、過去にとり殺されそうになった男女の再生の物語。 雲田はるこ/昭和元禄落語心中

落語は好きですか? 僕は好きです。 かっこつけない普通の人たちの物語には人間の喜怒哀楽が詰まっているし、 いろんな欲望も描かれている。 欲に目が眩むとロクなことはなくて、 義理人情に厚い人が報われたりする。 基本的に気持ちが良い話が多いのが落語…

元々1000ページあった原稿を400ページに短縮っていくら何でも無理があるでしょ!? 手塚治虫/来るべき世界

手塚治虫の初期SFの名作と言われているらしい!! アマゾンのレビューも絶賛されとる。確かに、当時こういった物語は斬新だったんだろうなぁ。 すごいと思うよ、実際。 でも今読んで面白いかは別の話じゃ。 来るべき世界 1作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手…

こういうある意味牧歌的なお色気漫画、最近無いよねぇ。 横山まさみち/やる気まんまん

精力剤の老舗・四つ目屋本舗の若旦那、泊蛮平が、 新薬「おとぎ丸」のアピールも兼ねて、10人の女性とセクシー・ファイトに挑むという 昭和のお色気漫画! やる気まんまん(1)作者: 横山まさみち出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社発売日: 2014/03/07メデ…

期待していなかったけど不意打ちを食らった気分。ただ脱ぎ捨てるだけ、それがサウナだ! 吉田貴司/フィンランド・サガ

なんとなく、ヴィンランド・サガのパロディなのかなってのがタイトル見たときの第一印象。 だけど、まっっったく関係ないです。なんとテーマはサウナ。 サウナ漫画って初めて読んだ気がする。これは、謎のサウナチャンピオンと、サウナと、どこにでもいる凡…

人類滅亡の脅威は人類の進化からもたらされる。 高野和明/ジェノサイド

作品は2011年に出版されているが、今読むと いけすかないアメリカの大統領がトランプを彷彿とさせて 妙なリアルさを感じる。人類滅亡の脅威は人類の進化からもたらされるっていうお話なのだが、 進化した人類は文字通り人知を超えている、という設定が面白い…

1953年、60年以上前に描かれた『はたらく細胞』みたいなお話! 手塚治虫/38度線上の怪物

38度線上の怪物と言われると、北朝鮮と韓国の国境線、 北緯38度線、板門店のことを思い浮かべるけど、全く関係ない!これは誤認されると自覚した上で意図的につけられたタイトルらしい。 じゃあ38度線って何?ってのは体温のこと!38度線上の怪物 (手塚治虫…

寄生獣ってどんな作品かというと右手がち○こになる作品なんだ。それだけは、忘れないであげてください。。 岩明均/寄生獣

『寄生獣』が名作なのはみんな知ってる。 天才、岩明均の代表作。それなりにマンガ好きなら大体読んでるし、 『寄生獣』好きって言っとけばそれなりにマンガ好きな感じする。寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売…

才能は無料ではなくて、持ってるやつは持ってるやつで、何かを捧げている。 羽海野チカ/3月のライオン

このマンガが大好きな人はとっても多い。 だいたいみんな、好きっていう。 村上春樹が好きっていう人と同じくらいの人が 好きになるんじゃないかっていうくらい受け入れられる作品な気がする。3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/…

女の内股に刺青。金田一シリーズでやや淫靡な中編。 横溝正史/スペードの女王

推理小説とか本当に読んでこなかったので、 今更なんですが、それだけ楽しみがあると思えば、世の中面白い本だらけ。というわけで、今更シリーズですが、横溝正史の金田一シリーズ、 スペードの女王を読んでみた。 角川から金田一耕助ファイルっていうのが出…

全集を端から読んでいくのを再開。42巻目だよ。 手塚治虫/新世界ルルー

新世界ルルーと黄金都市の2作品が収録。新世界ルルーは、本人があとがきで、 モンテ・クリスト伯とパラレルワールドを組み合わせたでっち上げと言っている作品。 確かに初期の頃の作品は今読むと辛い。 読んでも一瞬で忘却してしまうつまらなさ。。新世界ル…

こんなスケールのでかい不倫漫画読んだことあるか?旦那がスレイマン(オスマントルコの皇帝)なんだぜ!? 篠原千絵/夢の雫、黄金の鳥籠

不倫。 倫理的ではない関係だから不倫というのかしら。 でも仕方ないの、道ならぬ恋は燃え上がってしまうのよ。でも実際不倫報道されるとみんなしたり顔で不倫は良くないっていうのよね。 大好物なくせに。 物語の題材としては洋の東西を問わず大人気のテー…

荒唐無稽な劇画っぽさが売りの漫画から物語の型としてのゴルゴ13や水戸黄門に思いを馳せる今日この頃。 北芝健・渡辺保裕/内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎

Kindleで安かった。きっかけはただそれだけなのだけど、 安いとそういう消費行動を誘発するんだという一つの証左でもある。まぁ、そんなことは置いといて、 『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』である。漢字だらけのタイトル。覚えてもらうことを拒絶しな…

虚構の信ぴょう性を虚構が重ねていく緊張感のある物語。 奥泉光/虫樹音楽集

歴史を語ることの難しさとか、そもそもの歴史の虚構性みたいなものを 意識している作家だと知り、順番としてはおかしいのだけど『東京自叙伝』読んでから、 続けてこっちも読んだ。あるジャズミュージシャンにまつわる思い出と、カフカの『変身』が絡まり合…

孫子の兵法は有名だけど、孫子自身が描かれる物語って少ないんだよね 星野浩字/ビン~孫子異伝~

孫子の兵法の原形を書いたのは孫武。 そして孫武の子孫でその理論を実践、進化させていったのが孫臏。 で、孫子と言うとこの二人のことを指すのだけど、 この物語は後者の孫子、すなわち孫臏が主人公。時代は紀元前4世紀頃、中国の戦国時代と言われれるタイ…

東京が東京の歴史を語るのだけど、果たしてどこまで信じられるか。 奥泉光/東京自叙伝

東京の地霊が、幕末の維新から現代までを語るという設定で、 各時代ごとに主人公が変わる。地霊が乗り移る人物が主人公なのだが、地霊は次から次へと渡り歩いていくのだ。その時々の同時代人を通じて描かれる東京なのだが、 あくまでも全てを見てきた東京の…

平易な言葉で語られる詩のある生活。 吉野弘/現代詩入門

現代詩入門といっても、吉増剛造のような前衛的な現代詩というわけではなく、 ごくごくスタンダードな、現代の詩の入門編だ。現代の詩ってなんぞってのは、あまり昔の古典を引っ張り出してきて 解説するのが趣旨じゃないよという程度のもの。 シェイクスピア…

天才たちのお話だから感情移入できないんだよね、さらっと読む分には良いけど。 藤巻忠俊/黒子のバスケ

バスケ漫画といえば『スラムダンク』ってくらい 『スラムダンク』はバスケ漫画の歴史を塗り替えて頂点に君臨している。つまりバスケ漫画に挑戦するということは『スラムダンク』に挑むことであり、 それはまぁ、とてつもなくハードルが高い所業なのだ。真っ…

300点の良いものカタログ! 失いかけてた物欲を思い出しそう。 ソニア・パーク/ソニアのショッピングマニュアル

スタイリスト、ソニア・パークが選んだ100アイテムを紹介する良い物ガイド。 これが結構当たって、第3弾までシリーズ化されたのがこれ。見開きで1アイテム。左ページに写真、右ページに語り、という構成で、 良い物を眺めているのは気分がいい。 要するにこ…

一護が戦い、一護が傷つき、一護が修行し、一護が勝利する物語。 久保帯人/BLEACH

全74巻の長期連載。 早く終われと揶揄されたりもしていたけれど、まぁまぁ面白い。BLEACHの主人公の一護はちゃんと努力する主人公。 事あるごとに一人で修行、あるいは修行に類する試練に臨んで強くなって敵を倒す。 愚直なまでにこのパターンは繰り返され、…

そう見えちゃってるんだから、しょうがないよな、とある種途方にくれる 小林和彦/ボクには世界がこう見えていた 統合失調症闘病記

統合失調症を発症した著者が、 自分の体験を文章にした稀有な記録。大抵の患者は、文章もうまく書けなくなってしまうそうなのだが、 小林さんの場合は、統合失調症を発症しても文章能力が失われることはなかったので この非常に貴重なドキュメントが残された…

東日本大震災への200億円を越える義援金、あの時台湾では何が起きていたのか? 木下諄一/アリガト、謝謝

台湾在住30年の著者が取材を重ねた上で小説に仕立てたフィクション。 ただ、個人名や組織を変えてはいるけれど、実際にこういうことが起きていたのだろうという点では、 ノンフィクションのルポを読んでいる感覚に近いものがある。アリガト謝謝作者: 木下諄…

現実世界では目立たない凡庸な子が主人公っていう設定が今っぽいよなー。 川崎直孝/ちおちゃんの通学路

物心がついてからのルーティンワークと言えば通学だろう。 毎日、毎日、同じ場所へと向かうだけなのに、子供の頃って 通学自体がそれなりに面白かった気がする。一人、もしくは友達と学校へ向かう通学路は時間にしてみれば大したことはないのだけど、 寄り道…

気楽に読める可もなく不可もない作品。 なかざき冬/えとせとら

じいちゃんから受け継いだ謎の銃は、動物のエキスをつけると 干支にちなんだ弾が出る摩訶不思議な銃。その謎の銃エトガンをめぐる物語。 途中で12星座にちなんだ星座銃(ゾディアック)っていう銃も出てくる。だけど、合わせて24種類の弾が活躍した記憶はな…

法で裁けぬ悪を裁くワイルドな警察のお話。 望月三起也/ワイルド7

2016年に作者は亡くなっていて、 その後Kindleで投げ売られているのをよく見かけていて、 安いタイミングで買っておいたもの。愛蔵版を分冊にした全50冊が出ていたのだけど、 なぜかこれを書いている時点ではAmazonからは落ちているみたい。 Kindleのライン…