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Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

アスペルガーの男が、専業主夫をやる子育てマンガ、意外とおもろい 逢坂みえこ/プロチチ

アスペルガーの男性(無職)がプロの父親として専業主夫する話。
妻は出版社勤めでまともな時間には帰ってこない人。

最初は主人公がアスペルガーである必要あるんかな、と思ったけれど、
この設定の方が育児のままならなさとか、社会と切り離された感じとかが
より鮮明に描けるから良い設定だと思った。

プロチチ(1) (イブニングKC)

プロチチ(1) (イブニングKC)

アスペルガーというフィルターを通して、
時折ロジカルに語られる男目線の育児は、意外と男性に受け入れられやすい気がする。
少なくとも自分はあまり違和感なく読めた。

子どものことが大好きで、家事も育児もこなす男性を引っ張ってきて
これがイクメンです、見習いなさいとやられても
まったく共感できないんだよな・・・。

その点、この作品は育児に愛が必要かと問う男性に対して、そんなものはいらん、と。
「愛があって子育てしないのよりも、愛がなくても子育てする」方が
良いというのは確かに納得。
何もしないのは良くないね。

大体、子どもを溺愛する人の気持ちが全然わからない。
可愛いか、可愛くないかと言われれば可愛いけれど、所詮可愛い他人って感じ。
迷うこと無く溺愛している父親を観ると、不思議な気分になる。
可愛くないわけではないのだけど、なんか質が違うんだよなぁ。

まぁ、それでも、溺愛度合いは育児とは関係ないって話なので、
なるべく仲良く楽しく過ごしていきたい。

本や映画が好きな子どもになると良いな。

プロチチ(1) (イブニングKC)

プロチチ(1) (イブニングKC)