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Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

自分の知っているつもりの世界なんてとても狭くて小さい。 岩明均/七夕の国

言わずと知れた、『寄生獣』の人。
で、この作品はあんまり有名じゃないけど、『寄生獣』の次の作品。

でもなんとなーく、変な力を手に入れちゃった人、あるいは持ってる人、っていう点で
テーマとしては繋がっている気もする。
それと、無意識に過去の価値観に縛られてしまって、思考停止している人たち、
そしてそこから人は変われるのか、みたいなのもテーマ。


単行本で4冊というコンパクトな作品ながら、
それなりに内容はぎゅっと詰まっていて面白かった。

終盤主人公が語る、自分が理解したつもりの世界なんて、
そのごく一部分でしかないっていう話とかは激しく同意。

達観するほどもの知らないよね、世界は広くて色んな可能性に満ちている。
わかったつもりでも自分の見ている世界なんてとても狭い世界。

そういうことをしっかりと教えていくことって大事な気がするんだよな。
まぁ、人に教わるというよりも自分で気づくべきことなんだけど・・・