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読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

星新一のショートショートを読んでるみたいな短編集。 藤子・F・不二雄/少年SF短編3

先日、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきたので、
しばらく放置していた藤子・F・不二雄大全集を読もうと思い立った。

膨大な量だし、1冊、1冊が分厚いので後回しになりがちなのと
刊行当時最初のうちは頑張って読んでたので飽きたってのもある。

本当にこういう全集ものこそ電子版を手元に置いておきたいんだけど・・・。

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 3

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 3

で、今回読んだのは少年SF短編。
藤子・F・不二雄の作品群はSF=「少し、不思議」と言われてるけど、
ここに収められた短編はストレートなSF。

読んだ印象としてはワンアイデアを丁寧にまとめた短編集。
星新一ショートショートを読んでいるみたい。

星新一 ショートショート1001

星新一 ショートショート1001

街が人間を滅ぼそうとしたり、
人類がほぼ滅亡した後、宇宙人に保護、
管理されている社会とか。

根底には文明や力を求めすぎて、
自らの手に余り、破綻していく王道のパターンがある。
いわゆる現代文明批判ものって
高度経済成長、イケイケドンドンの中で、
ある種の反動として流行った感じなのかな。

普遍的なテーマなのだけど、今となってはやり尽くされた感もある。
でも好きなんだよな、こういうの。

大友克洋なんかも根底にはこのテーマがあるよね。
AKIRA』も『スチームボーイ』も
力を求めて、力に翻弄される。

AKIRA [Blu-ray]

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スチームボーイ [Blu-ray]

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そんなこと思ってたら久しぶりに
大友克洋、観たくなったな。

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 3

藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編 3