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読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

文学好きなサブカル男子はイチコロでハマってしまいそう。 三好輝/監視官 常守朱

アニメ、サイコパスのコミカライズ。
アニメの方が傑作なので、お話はすこぶる面白い。
そしてアニメの雰囲気を壊すことなく、丁寧にコミカライズしている感じ。

監視官 常守朱 コミック 1-6巻セット (ジャンプコミックス)

監視官 常守朱 コミック 1-6巻セット (ジャンプコミックス)

ただ、やっぱりこれに関してはアニメの方がずっと良いな。
BGMとか含め、サイコパスはやはりアニメ作品という印象。
後付けのマンガじゃ勝てないなぁ、と思う。

サイコパスに出会ったのは実は紀伊国屋書店サイコパスフェア。
作中引用される書籍などのフェアをやっていて、
それがなかなかイケてる選書だったので気になったってのが出会い。

で、レンタルで見てみたらこれがすこぶる面白い。
文学系サブカル野郎は簡単にハマってしまうのではなかろうか。

作中引用される数々の本のフレーズもさることながら、
ふとした台詞の中に出てくる、人間や世界に関する価値観、物の見方も本格的。

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シビュラシステムという人工知能に管理される社会なんだけど、
そういうのもジョージ・オーウェルの『1984』の世界を翻案したような感じ。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

『1984』はビッグブラザーによる完全な独裁社会だったけど、
サイコパス』の世界は大衆が心地よく管理されてる。
ただ、こういう絶対的なシステムによる管理っていうメタファーは
昔から現代社会の揶揄でもあるわけだ。
お前ら、自覚してないかもしれないけど同じようなもんだよっていう。
そういう意味では国家(絶対的な力)による管理統制と
個人としての自由意志って永遠普遍のテーマなんだろうな。

ちなみにサイコパス2も面白かった。
こちらもコミカライズされんのかしら?

また続編が出ることに期待。

そして、本作品で出てくるドミネーターがガチで商品化されてる。
大人向けのおもちゃ。欲しい。。。

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79800かぁ、すげーなー。

監視官 常守朱 コミック 1-6巻セット (ジャンプコミックス)

監視官 常守朱 コミック 1-6巻セット (ジャンプコミックス)