読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

君は手塚治虫が描く大量の精子を見たことがあるか!? 手塚治虫/アポロの歌

幼少時の親に対するトラウマから、
愛し合うものを見ると破壊衝動に駆られる男が主人公。

で、そいつへの罰として、
自分が愛する人が出来たとき、必ず相手か自分のどちらかが死ぬ、という運命を背負わされる。
そこからは、国、時代を超えて上記のような悲恋の物語が繰り返されるという
主人公可哀想だけど、面白い設定の漫画。

アポロの歌 1

アポロの歌 1

アポロの歌 2

アポロの歌 2

アポロの歌 3

アポロの歌 3

で、設定だけじゃなくていろいろ突き抜けていて面白い。
その代表格が精子

f:id:digima:20151104030837j:plain

大量です。

それとちょっと珍しい下ネタ。

f:id:digima:20151104031340j:plain

ラインのスタンプとかにしたら面白そう。
審査落ちしそうだけど。
「オチンチンがつったってるぞ!」

あと、『きりひと讃歌』でも出てきたけど、
男の後ろ暗い衝動とか性欲の表現としてレイプ(未遂も含む)が出てくる。
これも動物の交尾見て発情した風の主人公に、
女が恐怖するシーンなのだけれど・・・

f:id:digima:20151104031754j:plain

まぁ、このシーンでは結局なんもないのだけど、
そういう点では効果的なコマ割りではあるのだけど、
そういう話がしたいんじゃなくて、
やっぱりこの時代って女は弱い存在でしかなくて、
うっかりすると手篭めにされるというか、
手篭めにされる存在としての女観みたいなものが、前提にあるような印象。

まぁ時代が変わったと言えばそれまでだけど、
一昔前はこういう感覚が支配的というか、
意識されることもなく存在していたんだろうな。

なかなか面白かった。

アポロの歌 1

アポロの歌 1

アポロの歌 2

アポロの歌 2

アポロの歌 3

アポロの歌 3