Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

少女漫画の型を作ったと理解しておけば良いかな。 大島弓子/大島弓子選集 1 誕生

少女マンガの源流、大島弓子
かつて彼女の選集が刊行されており、とりあえず買った。

少女マンガはさっぱりだけど、いつか読むかもと思ったので。

大島弓子を絶賛する人は周囲に多いのだけど、
自分自身は、ほとんど大島弓子未体験なのだ。

で、選集を読んでみたりしたのだけど、
やっぱり手塚治虫全集とかと同じで古い作品って
必ずしも今読んで面白いわけではないのよね・・・。

というわけで挫折気味だったのだけど、
特集された雑誌とかが昨年出てたりしたもんだから、
再び読んでみようと思い立った次第。

大島弓子選集 (第1巻) 誕生

大島弓子選集 (第1巻) 誕生

要するに源流なのだね、少女マンガの。

兄妹の禁断の恋とか不治の病とか、
なんかそういう少女マンガ的ステレオタイプの
原型がこの人の作品の中にはたくさんある。

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兄への想いを日記に綴っちゃったりして、継母にバレて
きたならしいっとか言われちゃうわけよ。

他にも未婚の母とか、今となってはちょっとコテコテすぎるくらいの物語。

ん?でもこのちょっと過剰なまでのドラマ性、なんかに似てるなと思ったら、
あれだよ、韓流ドラマだよ。
わかりやすい悲劇、都合の良い奇跡。

そういうもんだと思うと、俄然楽しくなってくる。

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こういう謎なシーンを見つけるのもまた楽しい。

大島弓子選集 (第1巻) 誕生

大島弓子選集 (第1巻) 誕生