Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は良い時で月1000円くらいです(笑)収入はすべて本の購入に充てられます。

ちょっとずれてる普通の人たちが織りなす日常。 いましろたかし/ラララ劇場

いましろたかしが好きだ。

全編に漂う脱力感。
なんだかのんびりと時間が流れていて、
人生それなりに上手くいってるような、
でもちょっとずれてるような、
可もなく不可もなくな人達。

で、これなんの話だっけって言うようなまったりした展開。
物語のようで物語ではなく、ちょっとずれてる普通の人の日常系。

そんな中でもこの短編集は昔から大好きで、
いましろ作品にたまに出てくる盆堀さんという男性が、
僕は大好きなのであります。

ラララ劇場 (ビームコミックス)

ラララ劇場 (ビームコミックス)

盆堀さんは、この作品の中では、
ニヒルな二枚目のナイスミドル風ダメ男。

子供できちゃって、共通の友人から、
養育費くらい払えと責められている盆堀さんが
キメ顔でかます決め台詞。
このシーンが大好きでしょうがない。

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いい歳して、渋い顔して、しょーもないカス人間!

でも、人間なんてみんな似たり寄ったり。
なんにも出来ないくせに見栄っぱりで大物ぶりたがる
口先だけのしょーもないカス人間です!

そう、人は皆、多かれ少なかれ心の中に盆堀さんを抱えながら生きているんだ。

そんな自分のダメさ加減を、ここまでシンプルな言葉で、
キリッと言い切れる盆堀さんに憧れる。

久々に再読したけど、盆堀さんに夢中すぎて他は忘れた。。

ラララ劇場 (ビームコミックス)

ラララ劇場 (ビームコミックス)