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Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

読んだら本当に誰もいなくなってた。 アガサ・クリスティー/そして誰もいなくなった

アガサ・クリスティーの代表作。
読んだことなくても名前は聞いたことがあるような有名作品。

まぁ、きっと誰もいなくなるんだろうな程度に思っていたわけなんだけど、
孤島に招待された客全てが謎の死を遂げていくミステリー。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

犯人はこの中にいるっていう状況で、順番に死んでいく。
次は誰が死ぬんだ、っていう緊張感はなかなかのもの。

最後は犯人の独白でその手口が明かされるんだけど、
まぁそこら辺は突っ込もうと思えばツッコミどころは満載なんだろうね。

脛に傷持つ者同士が集まり、疑心暗鬼になっていく。
処女作の『スタイルズ荘の怪事件』が読者に犯人を犯人じゃないと思いこませる小説だとするなら、
こちらはこいつが犯人かも、と思わせてはその人たちが死んでいく物語。

ここに招待されなければ、皆それぞれが平穏な日々を送っていたのだろうけれど、
そんな人たちも化けの皮一枚剥いだら後ろ暗い狂気が潜んでる。
もっと各人のエピソードに寄って書いても面白くなりそうな気がした。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)