Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は昔は1000円くらいいった時もあったけど、今では月200円くらいです(笑)みんなあんまりマンガは買わないんだなぁ。。収入があった場合はすべて本の購入に充てられます。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あれ、もしかしてこれ物語やっと始まった感じ? 幸村誠/ヴィンランド・サガ

現在連載している漫画の中で、とにかくこれは読んでおくでしょってのが 幸村誠の『ヴィンランド・サガ』な訳だ。 ヴァイキングが暴れまわっていた時代のお話。 ヴァイキングっていうイメージは流布してるけど、 実際その時代のこと知ってるかというと全然知…

あー、そういえばここ来たことあるなっていう女とレストラン的な話。 吉田秋生/海街diary

いまいち店の名前とか覚えるのは得意な方ではなく、 スケジュール調整や予約とかとにかく面倒くさくて苦手な ものぐさ太郎なので、あまりこういうのには縁がないんだけど、 だからこそ、ふらっと連れて行かれた店で、あぁ、ここ知ってるわってなることがたま…

SUPERCARのギタリストだったんだね! もっと書いてほしい。 いしわたり淳治/うれしい悲鳴をあげてくれ

近所の書店でものすごくオススメされてたから、 何も考えずに買ってみた。いしわたり淳治という人も、よくわかってなかったのだけど・・・。SUPERCARのギタリストだったんだね! その後は作詞とプロデュースの方で随分活躍しているみたい。うれしい悲鳴をあ…

JAZZのことを知らなくても楽しめるし、読んでもJAZZの事はわからない『ヒカルの碁』系マンガ。 石塚真一/BLUE GIANT

今日び、JAZZなんてもんを題材にして売れるんかいなって感じだけど、 地味に売れてる良作。個人的にはこの作品は『ヒカルの碁』だと思っている。 碁のことを知らなくても楽しくて、読み終わっても全く碁のことがわからない傑作漫画。 『Blue Giant』もそんな…

無自覚な主人公が、いろいろと自覚していく物語 岩明均/ヒストリエ

アレクサンドロス大王に使えた書記官エウメネスの物語。 デビュー前から温めていた企画らしい。ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 1回この商品を含む…

歴史を知ると世界は繋がっているってことを実感する。 出口治明/「全世界史」講義

ライフネット生命の会長さんである。 本ばかり出してる社長、会長のいる会社、なんて揶揄されていたりもするけれど、 少なくとも会長の方は本出した方が世のためになるんじゃないか、と思う。 もちろん、変なHowTo本じゃなくて、こういうやつね。 稀代の読書…

どうせなら、全エピソード電子化して欲しいのだけど・・・ 森田信吾/栄光なき天才たち

その昔、ヤングジャンプで連載されていて、 今でもコアなファンが付いている名作。表題の通り、才能は溢れていながら、 不遇だった人たち、非業の死を遂げて今では忘れかけられている人たちの 人生を伝記のようにまとめたのが本作。[まとめ買い] 栄光なき天…

イギリスのブラック・ユーモアってなんか京都的まどろっこしさを感じる。 ミュリエル・スパーク/バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

ミュリエル・スパークは英国の作家。ブラックユーモアの効いた作風、とか 短編の名手みたいな評判をちらほら耳にして気になっていたので、 この短編集が刊行されたときに思わず買ってしまった。ただ、イギリスのブラック・ユーモアとか正直よくわからんと言…