2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『寄生獣』が名作なのはみんな知ってる。 天才、岩明均の代表作。それなりにマンガ好きなら大体読んでるし、 『寄生獣』好きって言っとけばそれなりにマンガ好きな感じする。寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)作者: 岩明均出版社/メーカー: 講談社発売…
このマンガが大好きな人はとっても多い。 だいたいみんな、好きっていう。 村上春樹が好きっていう人と同じくらいの人が 好きになるんじゃないかっていうくらい受け入れられる作品な気がする。3月のライオン 1 (ジェッツコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/…
推理小説とか本当に読んでこなかったので、 今更なんですが、それだけ楽しみがあると思えば、世の中面白い本だらけ。というわけで、今更シリーズですが、横溝正史の金田一シリーズ、 スペードの女王を読んでみた。 角川から金田一耕助ファイルっていうのが出…
新世界ルルーと黄金都市の2作品が収録。新世界ルルーは、本人があとがきで、 モンテ・クリスト伯とパラレルワールドを組み合わせたでっち上げと言っている作品。 確かに初期の頃の作品は今読むと辛い。 読んでも一瞬で忘却してしまうつまらなさ。。新世界ル…
不倫。 倫理的ではない関係だから不倫というのかしら。 でも仕方ないの、道ならぬ恋は燃え上がってしまうのよ。でも実際不倫報道されるとみんなしたり顔で不倫は良くないっていうのよね。 大好物なくせに。 物語の題材としては洋の東西を問わず大人気のテー…
Kindleで安かった。きっかけはただそれだけなのだけど、 安いとそういう消費行動を誘発するんだという一つの証左でもある。まぁ、そんなことは置いといて、 『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』である。漢字だらけのタイトル。覚えてもらうことを拒絶しな…
歴史を語ることの難しさとか、そもそもの歴史の虚構性みたいなものを 意識している作家だと知り、順番としてはおかしいのだけど『東京自叙伝』読んでから、 続けてこっちも読んだ。あるジャズミュージシャンにまつわる思い出と、カフカの『変身』が絡まり合…
孫子の兵法の原形を書いたのは孫武。 そして孫武の子孫でその理論を実践、進化させていったのが孫臏。 で、孫子と言うとこの二人のことを指すのだけど、 この物語は後者の孫子、すなわち孫臏が主人公。時代は紀元前4世紀頃、中国の戦国時代と言われれるタイ…
東京の地霊が、幕末の維新から現代までを語るという設定で、 各時代ごとに主人公が変わる。地霊が乗り移る人物が主人公なのだが、地霊は次から次へと渡り歩いていくのだ。その時々の同時代人を通じて描かれる東京なのだが、 あくまでも全てを見てきた東京の…