ずっと気になってたけど、読んでなかった。
テニスとかやってないし、別にいいかなって。
でも腐女子が騒ぐ名作、何が彼女たちを腐らせたのか、とか興味は惹かれる・・・。
というわけで、休みを利用して一気読み。
- 作者: 許斐剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/10/12
- メディア: Kindle版
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テニスの王子様 全42巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 許斐剛
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/02/15
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 4回
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言わずと知れた週刊少年ジャンプの人気連載で、
テニスのお話なんだけど、終盤必殺技が凄すぎて
一体何の競技なのかよくわからなくなるところが1つの見所。
特に波動球のとんでもなさが群を抜いている。
なんかもう、波動拳より強そう。
とにかく強烈な打球ってことらしいのだけど、
この強烈さが終盤いきなりインフレ化してとんでもないことになる。
食らった人がどうなるのか端的に表しているのがこのカット。
客席に、吹っ飛んで、爆発が起きている・・・
もう一体こいつら何をしているのか・・・。
テニスとはかくも厳しいスポーツだったのか・・・。
これって、客席に座っている方も命がけじゃないか。
テニスを見に行く人は命知らずってことなのだろうか。
そんな人間離れした波動球対決も終結するんだが、勝った方もこんな状態。
テニスっておっかない。
ちなみに負けた方は腕が折れています。
テニスおっかない。
そんなおもしろシーンの他にも気になったのは、
週刊少年ジャンプの作品なのだけど、友情、努力、勝利、の「努力」要素が
そのままストレートに書かれないところ。
他の漫画って強くなるための修行パートみたいなものがあって、
あくまでもそれを経て強くなる。
もちろんこの作品でもそういう努力はあったことにされるのだけど、
基本的に努力フェーズは詳しく描かれない。
試合になって、秘めた力が発揮されて、ぬをーーーってなって、
実は血の滲むような努力してました〜みたいなノリ。
そういう努力の描き方がちょっと違うところが新鮮だったし、
テンポも良かったように思うんだけど、
テンポ良すぎて飽きるってこともあるんだな、とも思った。
正直これ以上は結構きついなぁってところで終わった印象。
常に努力フェーズ無しでインフレしていく敵との戦いに臨んでいくから、
テンポはいい反面薄っぺらい感じにもなるんだと思われる。
終盤、ちょっとだけ修行っぽい話が描かれるけど、
やっぱりそういうの得意じゃないのかもしれない。
突然記憶失うとか意味わからんし・・・
余計なことしないで普通にやればよかったのにあの迷走はなんだったんだろう。
ちなみに続編も出ているみたいなので、
いつか読んでみたい。
でもキャラの立ちっぷりはとてもすごい。
結局キャラ立ちってものすごく重要だよね。
それがテニミュとか、様々な展開が成功した要因なんだろうな。
マンガはキャラ命。
- 作者: 許斐剛
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