プロレスには全く興味がなかったのだけど、
ここにきて、にわかに関心が。
なんというあの演出という名のやらせというか、
そんなアホなとツッコミを入れたくなるような世界観。
スターレスラー、一人一人のエピソードもツッコミどころ満載で、
なんというかこの壮大な作り物の世界が実は楽しいんじゃないかと思い始めてきた次第。
で、出会ったのがこの本。
- 作者: 原田久仁信,梶原一騎
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2016/07/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
梶原一騎が原作で、昭和のスーパースターレスラーのエピソードを取材し漫画にしたものなのだけど、
これがまぁなんとも香ばしい面白さ。
どんだけ人間離れした怪人なんだっていうエピソードが目白押しかと思えば、
苦労話、人情話も出てくるのだが、往々にして大袈裟だし、
梶原一騎的男臭い価値観がストレートに出ていて、それも面白い。
苦労話なんかでいうと、例えばこんなの?
涙でパンを食ったことのあるやつしか、ってくだりとか実に男臭いフレーズでおもろい。
他にもこの漫画の特徴としては、猪木コラムがあること!
例えば下の見開きの右上のコマがその猪木コラム。
猪木が自分とその選手の思い出を語るコーナーなのだが、
基本猪木は猪木凄いをベースにしながら話す。
まぁ、凄いんだろうけど、その上から目線も結構ツボ。
というわけで、今更だけど、昭和のプロレスが見たくなった今日この頃。
昔、燃えろ!新日本プロレスっていう分冊百科あったよなぁ。
あれなんかが入門にはちょうど良いような気がしてるんだけど。。
オークション漁ってみようかしら。
- 作者: 原田久仁信,梶原一騎
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2016/07/06
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る