手塚治虫作品の中でも割と最近映像化されたりしている作品。
つまりとても名作と世評が高いお話でもある。
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まぁ、何度か言ってるけど、何がすごいって
物語の題材の先進性だよね。
メトロポリスは人工細胞による人造人間がテーマのお話。
その力を欲する大人の事情に翻弄され、
やがて自分が人造人間だと知り
自らを生み出した人類に復讐するというお話。
もう、いわゆる科学技術の進化が人類を滅ぼす的な話だったり、
人工的に人を作る、超人的な人造人間の話だったり、
人が生み出したものが人に復讐するであったり、
もう普遍的な物語の型が詰まってる。
今読んで面白いかどうかは置いといて、
さすがにこれはすごいよなーって思うよね。
ちなみに、メトロポリスはフリッツ・ラング監督の映画が有名ですが、
この映画本編は見ていなくて、タイトルと写真1枚見て、着想したらしい。
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だから、話は全然関係ないし、パクってもいないんだよ。
結構そこら辺を誤解されるみたいで、
本人が解説で強調してました。
やはり、手塚治虫全集は本人のあとがきが最も面白い!
ちなみにフリッツ・ラングは映画史に残る初期ハリウッドの名監督。
第二次世界大戦であらゆるジャンルの世界中の才能がアメリカに亡命してきたけれど、
その中で映画監督といえばこの人って感じ。
『M』とか『死刑執行人もまた死す』とかが代表作。
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中でも『M』は今見ても普通に面白い気がするからオススメ。
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