Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は昔は1000円くらいいった時もあったけど、今では月200円くらいです(笑)みんなあんまりマンガは買わないんだなぁ。。収入があった場合はすべて本の購入に充てられます。

手塚治虫自身が出来は誉められたものではない、 何回目かのマンネリって言ってるつまらない作品 手塚治虫/スーパー太平記 

全集を最初から読み進めるプロジェクトが遅々として進まない。

年間1000冊以上読んでることを考えたらそれだけ読んでりゃ3、4ヶ月で手塚治虫全集も
読み終わるはずなんだけど、なかなか進まない。

なぜかと言うと、まぁ前半の作品が割とつまらないから。。

で、スーパー太平記もまぁつまらない。

スーパー太平記 (手塚治虫漫画全集)

スーパー太平記 (手塚治虫漫画全集)

スーパー太平記

スーパー太平記

太平記と名がついているけれど足利的なものとは無関係。
幕末に22世紀から赤ちゃんがやって来たって話。

だからと言って赤ちゃんだからね。
未来の知識があるわけでもない。
ただちょっと利発な子なんだけど、
未来だから利発ってのは説得力あんのかな。

まぁ遺伝子いじってるかもしれないと考えれば未来から来た赤ちゃんだから利発ってのは成立するのか。

まぁいずれにせよよくわからない設定なんだよなぁ。
この作品の元になったのは「ピストルをあたまにのせた人びと」という作品らしいんだけど、
そっちは単に幕末に利発な少年がいたっていう設定なんだって。
(タイトルわけわからんよね。。。)

で、この作品書くときになんでか未来から来た設定付け足したらしいのよね。
ほんと、初期の手塚治虫は欲張りというか、なんでもかんでも盛り込みまくるごった煮みたいな作品が多い。

まぁあんまり面白くない話をするのも建設的ではないのだけど、手塚治虫自身が出来は誉められたものではない、
何回目かのマンネリって言ってるくらいだからしょうがないよね。

こういう駄作も含め、圧倒的な作品数、驚異的なアイデア力であることは間違いない。

スーパー太平記 (手塚治虫漫画全集)

スーパー太平記 (手塚治虫漫画全集)

スーパー太平記

スーパー太平記