小川一水さんの天冥の標が10年の時を経て完結したらしい。
としたり顔で語っているが、小川一水さんのことも、
天冥の標のことも知ったのはごく最近だ。
twitterで流れてきた小川さんの選評が素晴らしいという話が気になり、
選評読んだら素晴らしかったのでまずお名前を記憶した。
気になるなぁ、代表作は何なのかなと調べていたら、
天冥の標を知った。
その後、kindleのセールで天冥の標がお安くなっていたので大人買いして、
いつか読もうと放置していた。
で、しばらくすると、天冥の標が完結したというニュースが届いた。
わを、なんかこの流れるような展開は運命なんじゃあるまいかと思い、読み始めた次第。

- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: Kindle版
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第1部は宇宙の彼方、西暦2803年に起こった植民星「メニー・メニー・シープ」での革命運動を描く。
複数の種族が住んでいて、移民時に乗ってきた宇宙船がエネルギーを供給し、街が機能している。
独裁状態で、エネルギーの供給がどんどん削られていき、圧政に対する革命運動が起きていく。
でも、とにかくすべてが謎。
皆がどこからどうやって来たのか。様々な種族はいったいどう生まれたのか。
謎の病気は何だったのか?? 隠された別の宇宙船は一体??
そもそもエネルギーを制限していたのは何のためなのか?
次から次へと、謎が謎を呼び伏線を張り巡らしていく。
どうなっちゃうのこれ、どうなっちゃうの??
でも、これまだ全然明かす気ないんでしょ??
まじかー、焦らされるわ!と思いながら一気に読んだ。
そして案の定、終盤戦まじでーってなったので、
これは続編も一気に読むしかありませんね、という感じ。
内容もなんもない単なる感想なのだけど、これ間違いなく面白いぞ!!

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