Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は昔は1000円くらいいった時もあったけど、今では月200円くらいです(笑)みんなあんまりマンガは買わないんだなぁ。。収入があった場合はすべて本の購入に充てられます。

ルパンの物語は実在する世界で、実在する作家が、読者にお伝えしている物語。南洋一郎/怪盗紳士

ポプラ社のルパン全集第2巻。

怪盗ルパンが初めて登場した作品らしい。

「金髪で、右腕に傷あとがあり、変名の頭文字はR。怪盗ルパンが紛れこんでいるという知らせをうけた豪華客船の乗客たちは騒然となり…。怪盗紳士アルセーヌ・ルパンが初めて登場した作品。」

とのこと。


下船時に見事捕まってしまうのだが、
彼は囚われの身のまま、盗みをやってのける。

なんか惚れっぽいというか、人間臭さも感じたのでした。
作者のルブラン自身も、その後彼の活躍を語り継いでいく語り部として登場する。

つまりルパンの物語は実在する世界で、実在する作家が、
読者にお伝えしている体裁なのだね。

はてさて、このシリーズ全体像はどうなってるんだっけってのが気になってきた。