2018-01-01から1年間の記事一覧
SFは全然詳しくない。 でもKindleで大規模セールがやっていたので、色々とオススメされている作品を買い漁ってみた。 鋼鉄都市はその中でも多くの人がオススメしていた作品で、 なんでもロボットとのバディものと聞いて興味を持った。鋼鉄都市作者: アイザッ…
ラノベってほとんど読んだことなかったんだけど、 この本は前から気になってた。 想定がいわゆるラノベと全然違う重苦しい雰囲気だし、 1冊あたりの分厚さがすごくて、書店の棚に並んでるさまが圧巻だったから。で、いつか読もうと思ってたのを息抜きがわり…
買ってずっと積ん読になっていたのだけど、 先日お亡くなりになったそうで、ご冥福をお祈りします。金を稼いでいい女を抱くという、己の欲望を素直に表出している姿は、 なんとも清々しい。今ドームの訪問販売から一代で財をなし、 金の力で良い女を抱きまく…
チェコ版『千夜一夜物語』と評される物語。毒を盛られた王が城で養生している間、三人の家臣と夜毎に 女の話をして無聊を慰める、という形式。王も自分の想い出話を語り出すのがちと新鮮。 王だけはいつも自分の女の話。カールシュタイン城夜話作者: フラン…
これは主に汚職を取り締まる警視庁捜査二課の一時代のルポ。 外務省のノンキャリアが贈収賄に絡んでいる、そんな情報提供からすべては始まった。ところが、捜査を進めるうちに、その官僚が扱っているのは想像以上にヤバい金だったことが判明。 そう、総理の…
漫画化され、アニメ化されると共に、 え、完結してなかったの!?という衝撃を与えたアルスラーン戦記が、 ついに、完結した!!!王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)作者: 田中芳樹,丹野忍出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003…
アニメでは描かれていない一年戦争後から、Zガンダムまでの間を描く意欲作。 シャアはいかにしてクワトロ・バジーナになったのか、 シャアとハマーンの間に何があったのか。正史では語られぬ歴史の隙間を埋めてくれる作品。機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の…
全集を順番に読んできて、やっと辿り着いたライオンブックス。 何がやっと、なのかというと、、、これ、面白いんです!!ほとんど今読むとつまんないよね、ってのがしばらく続いてたんだけど、 「ライオンブックス」は今読んでも面白い。[まとめ買い] ライオ…
原りょうのことを知ったのはつい最近、 早川書房さんのTweetがきっかけだった。とても寡作な作家らしく、3月に14年ぶりの新作が出たのだ! これはちょっと気になる、というわけで、今さらながら読んでみた次第。で、これまで出ている長編は4作品。 今から呼…
シドニアの騎士の弐瓶勉の初期作品。 SFの傑作とする人もいて、一部熱狂的なファンがいる作品でもある。「極限まで発達したインターネット世界。探索者・霧亥(キリイ)は「統治局への再アクセス」を可能にするために 何千フロアも超構造体を放浪し、「感染…
テロと戦う天才ハッカーが主人公のシリーズで、 もう何年も前に読んだ1作目が結構面白かった印象だけが残っていた。で、その続編。 最終的にはこのあとラストシーズンってのが出てて、それで完結。 でもラストシーズンが4冊しか出ていないのがちと不安。 だ…
漫画やアニメの世界名作路線、その一番初めが手塚治虫の「ファウスト」だと思う、と著者は語ってる。そう、これは世界文学史上も名高い「ファウスト」の翻案。ファウスト作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手塚プロダクション発売日: 2014/04/25メディア: Kind…
主人公の竜太はオンラインゲームBTOOOM!の世界ランカー。 効果の異なる複数の爆弾を使って相手を爆殺するゲームなんだけど、 社会から必要とされてない人たちを集めて このゲームを現実に再現するプロジェクトに巻き込まれてしまう。。。無人島で始まるリア…
死んだ人の魂が、他の人に乗り移って、世界を旅する。 そんなお話なのだけど・・・。平原太平記 ふしぎ旅行記 (手塚治虫文庫全集)作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/11/12メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るふしぎ旅行記 (手…
エッセイが好きだ。 毒にも薬にもならないゆるいテンションで書かれたエッセイを読むという行為には、 読書の快楽が詰まっている。で、ひょんなことからこの本を手にとった。風と共にゆとりぬ (文春e-book)作者: 朝井リョウ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日:…
黄金のトランクを持って現れた謎の人物は翌朝消えていた。謎が謎を呼ぶ黄金のトランクは、西日本新聞に連載されたという変わり種の作品。 漫画というよりは挿絵とストーリー。黄金のトランク作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手塚プロダクション発売日: 2014/…
デンマークの作家の人気シリーズらしい。推理小説系は全然読んでないので、全く経験不足なんだけど、 なんか評判良さそうだったから読んでみたって感じ。主人公のカールはとある事件で同僚とともに襲撃されており、自分は無事だったものの 1人は死亡、1人は…
電影少女がドラマ化されるなどなんだか桂正和ブームが来ている。 世の中的に来ていなくても俺の中では来ている。30から40代男子にとって桂正和は切っても切れない存在なのだよ。 男はみんな、心のどこかで桂正和に感謝しながら生きている。そんな桂正和は最…
ある日、主人公の女子高生愛音は車に轢かれそうになる。 運転席から大丈夫?と駆け寄る彼は超イケメン。何かあったらここへ来てと渡されたのはコンサートの関係者パス。 後で向かった先のコンサート会場ではこの前のイケメンが歌ってる、しかも事故の日に無…
ずっと読まずにいたのだけど、USJ行くから読んでみた。両親を悪の魔法使いに殺され一人生き延びた赤子がハリー・ポッター。 魔法界でも、なんかちょっと特別な存在なんだけど、 普段は人間の親戚の家で暮らしていて、ゴミみたいな扱いを受けている。ハリー・…