2015-01-01から1年間の記事一覧
アニメ、サイコパスのコミカライズ。 アニメの方が傑作なので、お話はすこぶる面白い。 そしてアニメの雰囲気を壊すことなく、丁寧にコミカライズしている感じ。[まとめ買い] 監視官 常守朱作者: 三好輝,サイコパス製作委員会,天野明,虚淵玄(ニトロプラス)…
『誘爆発作』を描いた作家さんだけど、 サスペンスから一転してコメディ路線へ。宇宙人がやってきて、 地球人の生態に興味を持って住み着くんだけど、 人の恋愛模様に首を突っ込んだり、 観察&ちょっかいを出しまくるお話。ラブラブエイリアン 1作者: 岡村…
『平原太平記』は手塚治虫、初の長編時代もの。 領地内の未開の平原を開拓する話なのだけど、 妨害や戦、天変地異など様々な苦難がのしかかる。古い作品なのだけど、比較的普通に読めた。 ただ単に自分が古い漫画自体に慣れてきただけかもしれないが。もう1…
『キングダム』がメチャクチャ売れている。 でもあれは売れるべくして売れた、メチャクチャ面白いから。その『キングダム』でもお馴染みの秦王・政が、のちに中華統一を果たす始皇帝だ。 中華統一という偉業を成し遂げた歴史上も超重要人物なのだけど、 意外…
正直、手塚治虫漫画全集をかたっぱしから読み始めたときに、後悔した。 初期作品が続くと、正直つまらんものが多いからだ。でも、ここに来てやっと普通に楽しめる作品が登場。 それが『きりひと讃歌』だ。[まとめ買い] きりひと讃歌作者: 手塚治虫メディア: …
映画化されたね。 すず役を広瀬すずがやったね。 まぁまだ見てないから良く知らないけど・・・。とにかく、吉田秋生の『海街Diary』を一気に読み返してみた今日この頃。海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学…
鳥飼茜はすごく才能がある。 だからこれからきっと話題になって もっと売れていくハズ、売れていって欲しい、と思ってるんだけど この人はきっと漫画じゃなくても、例えば小説でも、 とても面白いものがかける気がする。なぜなら、人が日々生きていく上で、 …
手塚治虫の昔の少女もの。 もともとはカラーで描いているらしいのだが、 完全にカラーで再現はできていないのがちと残念。当時、少女向けでストーリーものってところに関しては、 手塚治虫は一歩リードしていたらしい。とはいえ、今読むとまぁ、そんなに面白…
これまたサンデーの連載作品である。 でも1巻だけ。 要するに人気ないから打ち切り。 でもって、この後ちょっと干されたらしい。漫画の神様が干される!? 理由は原稿が遅いことと、人気ないこと。 そりゃあ、編集部としてはそんな作家嫌だよな。 正直この…
女に混じって、女の悪魔、サキュバスが生きている。 サキュバスは男のザーム(精力みたいなもの)を吸い取って繁殖し、 ザームを吸われた男は死んでしまう(気持ちいいけど)。 そんなサキュバスたちの巣窟がデビルエクスタシーという風俗店で、 主人公はそ…
手塚治虫の全集を読み漁るキャンペーン実施中。 で、読んだのが『白いパイロット』週刊少年サンデーの連載作で、『キャプテンKen』の後に書かれたものらしい。白いパイロット 1作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手塚プロダクション発売日: 2014/04/25メディア…
2015年に完結した大型作品と言えばこれだろう。 他に何かあるかなと思って考えてみると、『NARUTO』とかもそうだね。まぁ、18年書き続けたってことの方がすごい。 どうせ途中で放り投げて未完で放置されるのでは、と思った人もいるはず。 昔読んだことある…
地球からやってきた少女、水上ケンと彼女にそっくりなカウボーイ「キャプテンKen」、 二人は同一人物?キャンプテンKenの正体は? という謎を含みながら展開する冒険活劇。キャプテンKen(1) (手塚治虫漫画全集)作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 講談社発売日:…
『スリル博士』に続く連載もの。 リスから進化した超人類「0マン(ゼロマン)」と人類の争いを描く。 よく「オーメン」って呼ばれて困ったって手塚治虫が書いていたけど、 正しくは「ゼロマン」らしい。0マン(1) (手塚治虫漫画全集)作者: 手塚治虫出版社/メ…
『惡の花』でちょっぴりメジャーになった押見修造の初期作品、 それが『スイートプールサイド』だ。ではこの漫画のテーマはプールなのか。 違う、「毛」だ。体毛が薄いツルツル男子と、剛毛のボーボー女子が織りなす青春の1ページ。 自分では上手く剃れない…
週刊少年サンデー創刊時の連載作にして、手塚治虫の少年誌連載第1号。 最初だけあってかなり手探りな状態。 当初は1話1エピソードで考えていたらしいが、 連載モノはもっと1つのエピソードを長く、と言われ試行錯誤したらしい。スリル博士 (手塚治虫漫画…
80年代ジャンプの作品。連載開始は87年から。 なので、今40代の人には馴染みがあるまもしれないが、 30代には未知の作品だと思われる。神の側(=ゴッドサイダー)と悪魔の側(デビルサイダー)が戦う王道バトル物。で、これまたオススメされたから…
今、結構才能ある作家ランキングを作ったら上位に来ることは間違いない作家、それが鳥飼茜。 これまでは一見、人畜無害そうな作品を書いてきたけど、(一見ね、パッと見の話) 今回はタイトルといい、表紙のデザインといい、今までよりも一段不穏さが増して…
昔の漫画が読みたくなって、手塚治虫とか全集ひっくり返して読み始めた。 これは、ドストエフスキーの『罪と罰』を漫画に翻案したもの。 こういうストレートな翻案ものって昔は結構あったみたいだけど、 今はあまり見なくなったな。古典をベースにするのは最…
ちょっとマンガの品揃えが充実している書店に行くと、 この4冊揃いがででーんと鎮座していることが多い。そう、1冊1冊がめちゃんこ分厚いやつ。 とにかく新井英樹のイメージって、いい感じの本屋に置いてある超分厚い人。 そしてその分厚さと同じくらい暑…
これまた『西遊記』を換骨奪胎して作った漫画。 単行本8巻分くらいある割にはあまり知られてない気がする。まぁ、それもそのはず、やっぱりここまで昔の作品は、 いかに手塚治虫と言えども、大して面白くない。 いや、むしろつまらん。ぼくの孫悟空(1) (手…
知人にオススメされて一気に買ってみた。 とんちんかんのイメージ、といってもとんちんかんもしっかりと読んだことがあるわけでもない。 微妙に世代が違うんだよね。死神くん 1 (集英社文庫―コミック版)作者: えんどコイチ出版社/メーカー: 集英社発売日: 20…
先日、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきたので、 しばらく放置していた藤子・F・不二雄大全集を読もうと思い立った。膨大な量だし、1冊、1冊が分厚いので後回しになりがちなのと 刊行当時最初のうちは頑張って読んでたので飽きたってのもある。本当…
『地球の悪魔』と『大洪水時代』の2作品を収録。『地球の悪魔』は地下都市の建設を目指す男、それによって虐げられる村人たち、 地球を滅ぼそうとする謎の存在「デモノバース」などが織りなすSFもの。地球の悪魔作者: 手塚治虫出版社/メーカー: 手塚プロダ…
俺たちのサンクチュアリ<聖域>を作るんだ! と言われてもなんのこっちゃと思うけど、 すこぶる面白い政治漫画。二人の少年がひとりは表の、ひとりは裏の世界のトップを目指し、 共に日本を変えていこうとするお話。 サンクチュアリ(1) (ビッグコミック…
元々はアフタヌーンに連載されていたらしいのだけど、 エンターブレインから復刊された。表紙は小綺麗だけど、内容は謎の虫に襲われるパニックホラー。 そして、この虫がグロい。エンブリヲ 1 グループ・ゼロ作者: 小川幸辰出版社/メーカー: グループ・ゼロ…
冬目景の昔の作品。 一通り色々見てみたくて、読んでみたよ。冬目景の作品って、作品の核になるアイデアにユニークさがあって面白い。 この作品は吸血鬼もの。 ただ、吸血鬼出てきて戦うとか、そういうんじゃなくて、 血が吸いたくなる病気に苦悩する姉弟っ…
そういえば昔ちょっと読んでみたかったんだけど、 結局読まずにいたのを読んでみたシリーズ。月刊誌連載でコミックス10巻てのは、相当連載期間長かったんだな。 5年位か? (ビームコミックス(ハルタ))" title="機動旅団八福神 1巻 (ビームコミックス(ハ…
ミステリとか推理ものとか、その手のエンタテイメント小説には縁遠かったのだけど、 それはそれで楽しいよね、と思ったりもして来ていて、たまに世評の高いものを買う。 これもそんな1冊。なんか、評判良いし、何よりもタイトルになんか惹かれた。 深夜プラ…
なんとなく雰囲気が小洒落てる系の漫画家、冬目景。 昔はこんなチャンバラものも書いてました。しかも、主人公は開始早々瀕死の重傷を負って、 機械化=からくり化されるという展開。体はほぼロボットみたいな主人公が織りなす、任侠ちゃんばら漫画がこれ。 …