『筒井康隆コレクション』の2巻に収録されていて読んだのだけど、
「霊長類、南へ」とはまた違った雰囲気。
荒唐無稽でナンセンスなSFって感じ。
でもそう書くと、「霊長類、南へ」も荒唐無稽でナンセンスなSFのはずで、
結局同じじゃないかとなるのだけど、
「脱走と追跡のサンバ」はつまらなかったのだから不思議だ。

- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る

- 作者: 筒井康隆,日下三蔵
- 出版社/メーカー: 出版芸術社
- 発売日: 2015/02/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1974/06/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
物語の舞台自体、というか世界自体が複数存在していて、
みたいな同時多発的なマルチな世界、という設定は、
わかるんだけど、すげー読みづらい。
俺がお前でお前が俺で、みたいなことにもなるし、
まぁ、とにかく読んでて面倒くさいし、面白くない。
あと、結局何でもありすぎて読んでいて冷める。
何が起こってもいいような世界の話だから、何が起きても感動できない、
みたいな感覚が読みながらあった気がする。

- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る

- 作者: 筒井康隆,日下三蔵
- 出版社/メーカー: 出版芸術社
- 発売日: 2015/02/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1974/06/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る