相撲を題材にした奇妙なマンガ。
勢いだけはフルバーストの名に恥じない展開。
- 作者: 西野マルタ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/02/09
- メディア: コミック
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- 作者: 西野マルタ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/02/09
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たった2冊なのだけど、訳の分からない濃さがある。
大相撲がテーマなのだけど、なぜか舞台はアメリカ。
五大湖ってのは、技の横綱と呼ばれ最強の力士だった男の名前。
そいつが変な博士に唆されて、その肉体を機械に改造されてしまう!
改造されてマシーンと化した五大湖を止めるべく、伝説の横綱が登場し・・・
と、ここまでで分かるようにとにかく奇想天外。
でもこれくらいぶっ飛んでた方が面白い。
マンガなんだから。
終盤、ちょっと親子のヒューマンドラマ的な展開になるのだけど、
でも結局、子供に五大湖って呼ばせるシーンが好き。
そこは父さんじゃなくて、五大湖なんだね。
五大湖の方は勝手に回想しながら、それまで父親らしい事を何もできなかった自分を反省しつつ、
心のどこかで父さんと呼ばれたい気持ちが透けて見える。
でも、そんな安易な展開にはならない!
人は、自分が体験した以上の事を、勝手に慮ってはくれない。
言わなきゃ伝わらないし、こう言うつもりだったは通用しない。
いずれにせよ、わかってくれるだろう、とか思わない方が良いんだよな。
分かってほしいなら、分かってもらえる努力をすべきなのだと思う、とか
本筋とは関係ない事を思ってみたり。
どすこい。
- 作者: 西野マルタ
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