高橋留美子といえば、小学館の大御所。
あだち充か高橋留美子かっていうくらい、
パッと見て誰の絵かわかる人。
で、連載も結構長く続く。
でも、いまいちちゃんと読んでない。
だから、『犬夜叉』読んでみようと思ったわけ。

- 作者: 高橋留美子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/05
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犬夜叉 コミック 全56巻完結セット (少年サンデーコミックス)
- 作者: 高橋留美子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/02/18
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なんてったって、全56巻だからね。
そんだけ続いたってことはそれなりに面白いのかなって期待してたのだけど、、、
ダメだ、さっぱり面白くない。。
『らんま1/2』もそんなにハマらなかったのであまり合わないのかもしんない。
あれ、結構女の子の方が好きって人多いよね。
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らんま1/2 コミック 全38巻完結セット (少年サンデーコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
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でも、この人は『めぞん一刻』っていう超名作を書いた人。
あのラストにかけての盛り上がりは半端ない。
途中つまんなくても絶対に最後まで読めと言われて読んだら本当に凄かった作品なので、
今回『犬夜叉』もラストスパートすごいかも、なんて期待しながら、読んでみた。
でも、無理だ。
桔梗が蘇ったあたりからなんかきな臭かったんだよ。
適当に悪用されて呼び戻されたくらいの話で終わるかと思ったら、
その後ずっと絡んでくる。
まぁ、確かに桔梗がいた方が三角関係が鮮明に出てやりやすいのはわかるんだけど、
かごめはヤキモチからのしょうがない、一緒にいたい、でもヤキモチみたいな
ワンパターン。犬夜叉はどっちも好きって言ってるだけ。
まぁ、その妙な素直さとかは高橋留美子の持ち味だったりするのかな、と
読みながら感心するところもあったんだけど、
それでもなんかそういうのも古き良きって感じで
若干時代遅れ感も感じてしまった。
やっぱり『めぞん一刻』の響子さんみたいな、
昭和の女性みたいなものがこの人の本質なんじゃないかな、と。
だとしたらそういう女性像で突っ走ってくれた方が、際立つ気がする。
今の世の中そんな女性は絶滅危惧種だけれども、
だからこそ、職人芸のようにそういう女性像を描かせたらピカイチ、みたいな。
かごめとかも現代っ子っぽく描こうとしながらも、
色恋の話になると昭和なのよね。
その中途半端な感じがむしろ古臭さを際立たせてしまっているような。
割り切っちゃえば誰も真似できない境地だと思うのだけど。
犬夜叉と殺生丸の兄弟間の確執もいまいちはっきりしない形でモヤモヤ。
そもそも悪役の奈落の動機も大したことないし、
そんなんで騙されるか普通、って感じ。
月に1度犬夜叉が人間に戻ってしまう時に限って、妖魔と戦うのも如何なものか・・・。
それも全く必然性がなくて・・・。
お約束と言ってしまえばそれまでだけど、だったら何度も同じ手を使うなって話だよな。
まぁ、そんなことをボヤいてもしょうがないのだけど、
なんでこんな作品が56巻分も続いたのか謎だ。
ちなみに現在アニメ放映中の『境界のRINNE』、
アニメをちらっと見ただけだけど、こっちの方が面白そう。
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でもこれももう28巻とかまで来てるのね。
サンデーも大御所に頼りすぎなんじゃないのかね。
連載の引き延ばしで、話が酷いことにならないことを祈る。
しかし、これだけ書き続けられるってのは偉大なことだよな。
それは本当にすごい。

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