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Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

イギリスのブラック・ユーモアってなんか京都的まどろっこしさを感じる。 ミュリエル・スパーク/バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

ミュリエル・スパークは英国の作家。

ブラックユーモアの効いた作風、とか
短編の名手みたいな評判をちらほら耳にして気になっていたので、
この短編集が刊行されたときに思わず買ってしまった。

ただ、イギリスのブラック・ユーモアとか正直よくわからんと言うか、
味わいづらいときも多いので、この作品にも期待半分、くらいだったのだが…。


バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

実際読んでみるとやっぱり若干面倒くさいと言うか、
まどろっこしい部分が多くて素直に楽しめたかというとかなり微妙。

収録されている短編だと「双子」という作品が良かったという評価を
ちらほら目にしたのだけど、個人的にはあまり印象に残らず…。

まぁ確かに不気味なほどずれてる人たちを描いていて、
その居心地の悪さもわかるんだけど、楽しいかって言われると
別に楽しくないんだよね…。

これが英国のブラック・ユーモアよって言われると相性悪いのかなと思わざるを得ない。
じゃあ全部つまんないのかというと決してそんなことは無くて、
わずか数ページの超短編だけど「上がったり、下がったり」が好み。

エレベーターでしか会わない男女。
お互いのことが気になっている二人が、
相手のことをこんな人じゃないかと妄想しあうんだけど、
いざ、真実がわかると、って話。

まぁわかりやすいお話が好きってことなのだろうか…。

他の作品も読んでみたい気はするけれど、
読むなら白水Uブックスのクオリティを信じて
まずはこの2冊からいくかな。

ミス・ブロウディの青春 (白水uブックス―海外小説 永遠の本棚)

ミス・ブロウディの青春 (白水uブックス―海外小説 永遠の本棚)

死を忘れるな (白水Uブックス)

死を忘れるな (白水Uブックス)

白水Uブックスをひたすら読む、とかそういう贅沢な読書もいつかしたいなぁ。


バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集