もともと読みきりの作品で掲載されたときにすごく話題になっていた記憶がある。
その後連載作品になり、このマンガがすごい!2015オトコ編で第1位に。
元々2巻くらいまで読んでいて、微妙だなぁと思ってとまっていたのだけど、
すごく良かったという人がいたので半信半疑で全部読んでみた。
聲の形(1) (講談社コミックス)
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聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: コミック
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まぁ、そもそも障害をテーマにしたマンガはやっかいだ。
差別表現だ、差別を助長している、なんて抗議がどこから来るかわかんないし、
テーマとしてめんどくさい。
それをちゃんと連載させたのはすごいなぁと素直に思う。
でも、一方で障害とかをテーマにすると、
感動の安売りになりがちだし、どこか説教くさい作品にもなりがち。
そもそも読んでる方も、感動したい、的なある種の期待値を持って読んでる人多そう。
そしてこういう作品ってとりあえず感動したって
言っとけば良い人っぽい、みたいなのもある。
まぁ、本当に感動してる人もいるんだろうし、それはどうでも良いのだけど。
まぁ、何でこんなことをぶつぶつ言ってるかというと、
あんまり面白くなかったから。
主人公にもヒロインにもいまいち感情移入できない。
なんでそういう行動になるのか、意味わからんというか、
都合良すぎるというか。
作者によるご都合主義で進む物語はあまり好きじゃない。
きっと咲坂伊緒みたいな器用な作家さんが書いたら、面白いと思うんだけどな。
まぁ、物語は難しいよね、というお話。
聲の形(1) (講談社コミックス)
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聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
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