決してバカ売れするタイプではない通好みの漫画家、それが冬目景。
絵のタッチもオリジナリティがあって、女の子がなんとなく可愛いのもポイント。
はまる人は、その絵のタッチにはまってしまうんじゃないかな。
- 作者: 冬目景
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/06/04
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- 作者: 冬目景
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この人とか、鶴田謙二とかは、とりあえず絵のタッチが好き。
- 作者: 鶴田謙二,梶尾真治
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/05/20
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- 作者: 鶴田謙二
- 出版社/メーカー: 講談社
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- メディア: コミック
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で、本作は、古い建築がテーマ。
国立競技場問題がなんだか騒がしい今こそ、読むべき作品であーる。
主人公は建築家を目指す学生で、
ある日、解体予定の建物を図面に残す調査中に、白昼夢を見る。
その建物で暮らした人々の姿や、風景が一瞬見えるという能力の持ち主だったのだ!
で、その建物の思いに応えてやるために、
調査したり、おせっかい焼いたり、で、最後にはイイハナシダナー、みたいな展開。
で、建築っていうと、国立競技場のザハさんだとか、
なかばアーティストと化した建築家ってのが思い浮かぶわけだけれども、
世間的に目立ってるそういう建築ってどうなの?
そういうアーティスト然とした、表舞台でもてはやされる建築家と
その作品群に対して疑問を呈している本がこれ。
- 作者: 飯島洋一
- 出版社/メーカー: 青土社
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- メディア: 単行本
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生活に密着した建築、そういうものを支える相対的に無名な建築家の活動とか
そっちの方が本質じゃね?みたいなことを思ってみたり。
『マホロミ』に出てくる建築物も、人が住み、使っていたものばかり。
決して国立競技場のようなものではなく、人がそこで暮らし、働いた建物であり、
その息吹であり、残り香のようなものが主人公には見えてしまうということ。
建築の面白さを改めて考えるきっかけにもなる漫画。
まぁ、すごい地味だけど、そういった地味さも含めて好きだな。
- 作者: 冬目景
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