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Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました

ぜーんぜん共感はしないんだけど、結果的に何度も読み返している。 志村貴子/敷居の住人

これ、読んだの4回目くらいかもしれない。
普段そんなに何度も何度も読み返す方ではないのだけど。

じゃあこの作品がそんなにお気に入りなのかって?

それが違うんだな。

なんだか、印象に残らんのよ。

無限の住人』とごっちゃになるわけはないのだけど、
いつも印象が朧げで、1、2年するとほとんど忘れてる。

だもんだから、今回読んだ時もなんも覚えてなくて、
自分の記憶力が疑わしくなるレベル。

で、ちょっと思ったのは、
多分、自分は何一つ共感してないんだと思う。

思春期ものだし、志村貴子って
なんかこういう面倒くさい言葉にならないモヤモヤを
モヤモヤしたまんま取り出してくる感じがうまいんだなぁ、なんて思ったり。

でもね、そのモヤモヤにもきっと色んなパターンがあって
頭を緑に染めてみる的な理由なき反抗とか
なんとなくゲーセンにたまる感じとか
自分の人生にはなかったからね、ようわからんのよね。
自分ごととしての共感はそこにはないのよ、自分の場合。

だから読んでもすぐに忘れちゃうんだと思う。
全然感動しないし。

あと、そんなに美少年設定なら、やりまくるよね。
そういうところは綺麗な幻想設定なんだなぁ。
まぁ、でも別に嫌いなわけではないし、
全くもってモヤモヤした作品だし、そういう作家だなぁって
思うわけですよ、志村貴子は。

結局、褒めてる気がする。