Book Select 本を選び、本に選ばれる

読んだ本にまつわる話を書き綴っていくことにしました。マンガが大半を占めていますが小説も好き。マンガはコミックで読む派。本は買って読む派なので常にお金と収納が足りません。例年1000冊以上コミック読んでます。ちなみに当ブログのアフィリエイト収入は昔は1000円くらいいった時もあったけど、今では月200円くらいです(笑)みんなあんまりマンガは買わないんだなぁ。。収入があった場合はすべて本の購入に充てられます。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

脱原発×霊能バトル。とりあえず一生懸命に生きたい。 高橋ツトム/ヒトヒトリフタリ

脱原発マンガなのだが、終盤は霊能バトルマンガに。 これも何かの圧力なのだろうかと思わずにはいられない。ヒトヒトリフタリ 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 高橋ツトム出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/02/17メディア: コミック購入: 2人 クリック…

SFに馴染みがないから買ってみたのだけど、道のりは遠そうだ。 若林正/乱視読者のSF講義

本は好きでずっと読んできたけれど、 SFも、ミステリーも、あまり通過しないまま来てしまったことが 何か損しているような気がして生きている。全く読んだことがない訳ではなく、 それこそ本書で紹介されるようなコアなSFの作品たちは、 国書刊行会の未…

ついに完結した骨太なダークファンタジー、読むなら一気読みで! 八木教広/CLAYMORE クレイモア

完結したので、4年ぶりくらいに一気読みしてみた。 登場人物のクレイモア達の顔がみんな似ていること、 刊行ペースが遅かったこと、 そして物語の中で時間と場所が飛んだりすることもあって、 半年ぶりに次の巻が出て読んでも、さて、この人誰だっけ?となり…

小さな子供がいる人に勧めたいエッセイ。 長島有里枝/背中の記憶

自分の見ている世界を、言葉で表現することは難しいことだが、 そのハードルをいとも簡単に越えてくる文才に少し驚く。 彼女の言葉は、情景が浮かぶ言葉。 そう考えると彼女が写真家であること、 世界をビジュアルで切り取る才能の持ち主だったことを思い出…

日本語の醍醐味と言うシリーズ名に相応しい傑作。石川桂郎/剃刀日記

この本に出会ったのは、本好きなら知っているあの千駄木の有名書店、往来堂書店。 人に連れられ初めて行った時、こんな本があるのかと衝撃を受けた品揃え。 で、そのときの戦利品の一つが、この本。 曰く、シリーズ日本語の醍醐味。 何とも素晴らしいシリー…

人は情けないくらい煩悩にまみれて生きている。 朔 ユキ蔵/お慕い申し上げます

お寺の話なのだが、主人公は非常に俗っぽく煩悩にまみれている。 そこに主人公の妻候補としてお見合いに来る女性、節子。節子もまた煩悩にまみれている。主人公は妻帯するつもりはないと節子との見合い話を断るけれど、煩悩にまみれている。 お慕い申し上げ…