人文書
魅力的な表紙とタイトル。 ジブリの少女やディズニーのプリンセスは何と戦い、どう働いたのか、と言う帯も興味を引く。もう少し軽めの本かと思ったけど、コンテンツを題材にしたフェミニズムの話で、 思っていたよりもしっかり、カッチリした本でした。戦う…
博学のあまり、私のような凡俗には衒学的で小難しいイメージがつきまとうけれど、 まぁ実際小難しいことを言っているかもしれない。しかしこのような知識人というのは非常に重要な存在だと思う。本書はエーコの講演を集めて1冊にした本なので、 他と比べて…
出口さんの『世界史講義』がすこぶる面白かったので、 いつか読もうと思っていた『ローマ人の物語』の文庫を大人買いして読み始めた。買ったのは文庫版なので、引用のページ数は文庫版に基づく。ローマ人の物語 (1) ローマは一日にして成らず作者: 塩野七生…
ライフネット生命の会長さんである。 本ばかり出してる社長、会長のいる会社、なんて揶揄されていたりもするけれど、 少なくとも会長の方は本出した方が世のためになるんじゃないか、と思う。 もちろん、変なHowTo本じゃなくて、こういうやつね。 稀代の読書…
書店で見かけて気になったのでジャケ買い。バロン・サツマってなんじゃらほい?? 蕩尽王って??ていうか蕩尽ていう言葉今日びなかなか目にしない。20世紀初頭のパリ社交界を風靡した日本人。 26歳でレジオン・ド・ヌール・シュバリエを叙勲。 パリに日本館…
中世から現代までのちょっとくだらない三面記事を膨大に収集、 当時のイラスト等とともに紹介する変な本。まぁアマゾンのレビューは最低だけど、読む人を選ぶ変な本であることは確か。 ネタが三面記事の割には文章が固いから読みづらいのは確かなんだけど、 …
チェコの国民的作家、カレル・チャペック、 風刺が効いたエッセイ集。青土社が単行本を刊行したときからずっと気になっていたのだけど、 あれからあっという間に10年経っていたというのが驚き・・・。カレル・チャペックに関して調べてみたら、 「ロボット」…
将軍の生活、と言われるとなんか興味をかき立てられる。 一体どんな生活だったんだろう?? 歴史小説や時代劇でも、彼らの日常は描かれない訳で・・・。本書は将軍の生活に関する話の他にも、 皇室と公卿の話や、当時の村という感覚が、 ローマ法的な考え方…