元々はアフタヌーンに連載されていたらしいのだけど、
エンターブレインから復刊された。
表紙は小綺麗だけど、内容は謎の虫に襲われるパニックホラー。
そして、この虫がグロい。
- 作者: 小川幸辰
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2013/05/31
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- 作者: 小川幸辰
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/01/30
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エンブリヲとは「胚」という意味があるそうで、
主人公の女の子はその虫に刺されて、子供を産み付けられてしまう。
次第に虫に愛着を覚え始めて、産むことを決意するという
不思議なお話なのだけど、虫がとことんアンコントローラブルなのが怖い。
一瞬、主人公は虫の気持ちがわかったり、
虫も彼女を守ろうとしている風な行動をとったりするのだけど、
必ずしも虫が彼女の指揮下に入ったわけではなくて、
最後の最後まで虫をコントロールすることはできない。
コントロールできないものが、突然暴走する恐怖。
次に何をしてくるかよくわからない不安、
そういうホラーをホラー足らしめる要素が上手に入っている。
それにしても、虫きもかったなぁ・・・
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