幼少時の親に対するトラウマから、
愛し合うものを見ると破壊衝動に駆られる男が主人公。
で、そいつへの罰として、
自分が愛する人が出来たとき、必ず相手か自分のどちらかが死ぬ、という運命を背負わされる。
そこからは、国、時代を超えて上記のような悲恋の物語が繰り返されるという
主人公可哀想だけど、面白い設定の漫画。
- 作者: 手塚治虫
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で、設定だけじゃなくていろいろ突き抜けていて面白い。
その代表格が精子。
大量です。
それとちょっと珍しい下ネタ。
ラインのスタンプとかにしたら面白そう。
審査落ちしそうだけど。
「オチンチンがつったってるぞ!」
あと、『きりひと讃歌』でも出てきたけど、
男の後ろ暗い衝動とか性欲の表現としてレイプ(未遂も含む)が出てくる。
これも動物の交尾見て発情した風の主人公に、
女が恐怖するシーンなのだけれど・・・
まぁ、このシーンでは結局なんもないのだけど、
そういう点では効果的なコマ割りではあるのだけど、
そういう話がしたいんじゃなくて、
やっぱりこの時代って女は弱い存在でしかなくて、
うっかりすると手篭めにされるというか、
手篭めにされる存在としての女観みたいなものが、前提にあるような印象。
まぁ時代が変わったと言えばそれまでだけど、
一昔前はこういう感覚が支配的というか、
意識されることもなく存在していたんだろうな。
なかなか面白かった。
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