全集をかたっぱしから読んでいこうとしているから読んでいるのであって、
正直、人に勧められる類の作品ではない。。。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 手塚プロダクション
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: Kindle版
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関西からは劇画という新たなマンガ表現が登場し、
手塚治虫などは当時既に古い作家、時代遅れの漫画家、といった
立ち位置に追いやられようとしていた、と回想している。
新たな作品を、と模索しようとはしていたみたいだけど、
こういう駄作をとにかく書き散らしてもいた。
数多くの名もなき駄作の屍をこえて、名作が生まれていたってのがよくわかる。
当時はそういう駄作も世に出す機会があった。
今の漫画家はボツになって世に出ないものも多いからなぁ。
ただ、もうネット時代なんだから発表の場には事欠かないわけで、
手塚治虫ばりの多作作家が出てきてもいいよね。
ほとんど駄作でも書き続けることはとても大切、とこれを読んでると思う。
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