新世界ルルーと黄金都市の2作品が収録。
新世界ルルーは、本人があとがきで、
モンテ・クリスト伯とパラレルワールドを組み合わせたでっち上げと言っている作品。
確かに初期の頃の作品は今読むと辛い。
読んでも一瞬で忘却してしまうつまらなさ。。
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
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まぁ、手塚治虫といえども今読んで面白くない作品はあるわけで、
ある程度は仕方ない。
どちらかというと黄金都市が面白かった。
空想の黄金都市について話しているんだけど、
実はそのお話はミツバチの生活をベースにしたお話だったというもの。
さすが医者、というか理系っぽいな、と思ったのでした。
虫や動物の生態を物語にしていくって今でも十分に通用しそうな手法だよね。