超絶美形で女をたらし込みながら悪徳の限りをつくすピカレスク・ロマン。
ピカレスクものって人の欲望がストレートに出ていて面白い所もあるけれど、
まぁ、低俗でくだらないものも多い。
- 作者: 倉科遼,檜垣憲朗
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2013/05/31
- メディア: Kindle版
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これなんかもまぁあまり知的とは言い難いし、
そういうターゲットに向けて書かれたわかりやすくエロと悪智慧でのし上がる男の話。
とりあえず美形でモテて、セックス上手くて賢い主人公ってのは
男のコンプレックスの裏返しなんだろうなぁ。
そう思うと本当に男って馬鹿ね、と思ってしまう。
読んでて笑えるのは、セックスシーンはかなりの頻度で登場するのだけど、
すごくワンパターンってところ。
とりあえず女にあっあ〜んって言わせときゃいいみたいなのばかり。
もう少し工夫が欲しかった気もする。
いろいろ陳腐なんだけど、この感じはたまに読む分には新鮮で面白い。
終わり方も唐突で笑える。
kindle unlimited対象で読み放題みたいだから、
読んでみたらいいんじゃなかろうか。
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