『寄生獣』が名作なのはみんな知ってる。
天才、岩明均の代表作。
それなりにマンガ好きなら大体読んでるし、
『寄生獣』好きって言っとけばそれなりにマンガ好きな感じする。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: Kindle版
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そんな『寄生獣』も最初は軽いノリのギャグなんかがあったのよね。
そんなに重たくて壮大なノリじゃなかった。
やっぱり『寄生獣』って言えば、わけわからん寄生生物に身体を乗っ取られて
化け物と化した人が、人間を食い出したりして、
奇怪で醜悪、おぞましい化け物を描きつつ、でも人間も地球に寄生する害虫って点では
そいつらと変わらなくね?的な世界観だったりが有名。
今回再読した際にもこんなシーンが妙に印象に残った。
人間は、個としてだけでなく、集団として人間だという指摘。
自分の頭以外にもう一つの巨大な脳を持っている。
確かにある種の同調圧力とかも含め、集団としての人間は、
社会の仕組みという巨大な脳みそに支配されている感じはあるかも。
そんな色々と真面目なテーマも随所に孕んだ傑作であることは間違い無いのだけど、
改めて読んで気づいたことがある。
元々は女の子と話してる時に右手がち○こになるようなマンガだったんだぜ。
それだけは、忘れないであげてください。
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/28
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